
このエントリーは毎年手荒れで痛い目に遭ってる管理人が体を張って液体絆創膏を試したレビューです.
手荒れで悩む仲間へのメッセージ
水仕事がつらい季節になりました.
私は残念ながら子どもの頃からの乾燥肌体質.静電気もすごいです.
大学からクッキングパパを愛読し始めたせいで料理担当してかれこれ四半世紀.ほかにも水仕事が絶えない場合が多いため,空気が乾燥する秋口〜春先まで20年以上手荒れに悩まされてきました.絆創膏だらけの手を見かねて,優しい女子大生が心配してくれたこともありました.
先週の手の状態はご覧のありさま.ガッサガサ.傷口がびりびりします.
ブログ用画像撮影のため,ケアしないで我慢してました(バカですねえ).
例年なら絆創膏でガードしてた所です.水仕事が多い方にはとにかく剥がれにくいニッコーバンがお薦め.
一度貼ったら3日くらい余裕で剥がれない.ただし,その分汚れます.剥がした痕が残り,しかも糊を取りにくい(絆創膏の表面でこすると比較的除去しやすいです).
さらに言うと,皮膚がかぶれます.人によって差はあると思いますが,私はダメな方.
そんな仲間へのメッセージになればと思い,CMでよく耳にする液体絆創膏なるものを
実戦投入しました(もう痛みが限界だったのだ).
でも痛い!
今回入手したのはこれ.
3年も前から発売されてたんですね.言ってよ・・・
では早速塗りましょう.
使い方は簡単.まず,キャップ先端の突起で本体に穴を開けます.なにやらセメダインっぽいです.
刷毛等は添付されてませんので,チューブを押して少量を直接患部に塗布するだけ.
痛い!しみる!!
「なっ!何をするだァーーーーッ」
予想だにしなかった刺激を受け,ジョジョ第1巻にまつわる有名なセリフを思い出さずにはいられませんでした.
そして漂うセメダイン臭.子どもの頃に良く作ったプラモをつい連想.
エンジンパーツがダイカストでした.知らないですよね・・・
塗布後
塗布後10分ほどでこうなります.塗布箇所が乾いてきました.
まだ乾いてないセメダインのような感触です.鼻を近づけなければさほどセメダイン臭はしません(つまりセメダイン臭いということ).自分の鼻が慣れただけかもしれませんが,家族からは何も言われませんでした.
塗布後,約2時間経過.塗布箇所がセメダイン状の膜で覆われているのがわかります.
ちなみにこの画像はキュレルのハンドクリームを塗ったあとのものです.
このあと入浴しましたがヒビプロ被膜は剥がれませんでした(もちろん剥がれやすくはなります).
時間がたつと被膜は端っこから徐々に剥がれてきます.翌日になれば軽い傷口ならとっくにふさがってますので,ゆっくりとペリペリ剥がしても問題ないと思います.
まとめ:メリットとデメリット
この画像を撮影した翌日も別の箇所にヒビプロを塗布しました.絆創膏を貼って2日もするとかぶれてくる体質の私の手ですが,ヒビプロでは今のところかぶれはありません.
ただし,ヒビプロを塗布しても傷口に物が当たれば痛いです.
傷によっては1回の塗布ではふさがらないこともあります.
塗布したにもかかわらず,右手小指の付け根の傷が開いてしまいました.よく動かす部位は重ね塗りが必要です.
◆実際に使って見て感じたヒビプロの利点は以下の通りです.
①絆創膏が貼りにくい箇所にできた傷にも対応しやすいこと.
指の付け根なんか特にそうですね.ただし,上の画像の通り,よく可動する箇所の傷だと1回の塗布では傷がふさがらないことがあります.
②絆創膏かぶれから解放されること.
絆創膏にかぶれやすい方は使ってみても良いかもしれません.
③絆創膏の出費を抑えられること.
絆創膏もそんなに安くありません.安い絆創膏は剥がれやすいですし,中には洗い物1回でとれちゃうのも(タダじゃないのに).ニッコーバンなんか高いですし.
一方,デメリットは次の3点.
・塗布時にひどくしみる.
・塗布時にセメダイン臭くなる.
・塗布痕のため,見た目が「プラモ作りが下手くそな奴の手」になる.
手を含めた外見も大切な仕事の方にはちょっとアレかもしれません.
まだあります.たぶんお米研ぐときに剥がれるでしょうからちょっと注意が必要でしょう.私はヒビプロを塗らなかった左手でお米を研いでました.
それ以外では料理中も別段気にすることはありませんでした.
◆以上,ヒビプロのレビューでした.
絆創膏だと手がかぶれる方には強くオススメします.少しでも手荒れが改善されるといいですね.