おまきざるの自由研究

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Chromebook Flip C101PAとiPad Proのどちらを買うか葛藤している

当記事はプロモーションを含んでいます。

はじめに:Chromebookとは

このところ,Chromebookを購入する方が周りで増えてきました.

そのせいかものすごく気になってます

 

Chromebookのことはぜんぜん知らなかったのですが,こんな感じみたいですね. 

・ノートPC(タブレットじゃないのでメカニカルキーボード付属)
・Chromeブラウザのみが動作
・起動が速い
・同スペックのWindows機と比べて動作が軽い
・ユーザーによるウィルス対策不要(以上,Chromebook - Wikipediaより)

 

作業は基本的にChromeブラウザ上で行います.

筆者ははてなブログを使っています.ブログ作業はWebブラウザ編集画面上で行うので,Chromebookでもまったく問題ありません.

ただ,気になるのは使い勝手.

筆者はブログを書くとき,たいていWeb上で調べものをするためタブをいくつも開きっぱなしにします.

Chromebookでもこの使い方ができるかどうか心配です.

候補はAsus Chromebook Flip C101PA

Chromebookで特に気になっているのがAsus Chromebook Flip C101PAです.

 

購入者レビューを読む限り,

・Amazonプライムミュージックを聴きながら複数タブを開いて作業(初Chromebook、ASUS Flip C101PAレビュー 初日の感想 - エレキ宇宙船)したり,

・タブ10個くらい開きっぱなしの作業(【品薄】2in1ノートパソコン|ASUS Chromebook Flip c101[レビュー] - 教えて!ホルスタインおじさん!)をしたりしてもどうということはなさそうです.他にも,

・Gmailの最初の読み込みに1〜2秒しかかからない(【国内モデル】ASUS Chromebook Flip C101PA 購入レビュー│C100PAの不満を解消した正統進化モデル - ビルメンデス)とか.

これら3つのレビュー記事はどれもC101PAがサクサク動く点を高評価しています.


ちなみに筆者はiMac27インチ+外付け27インチ(縦置き)のデュアルディスプレイ環境で作業しています.


さらに,くたびれたとはいえMacBook Pro 13"(mid-2012)があるので,Chromebookを購入する必要はないといえばない,のです.

Chromebookは動作が軽く起動も速い.でもMacBook Proだってスリープにしておけば復帰に5秒もかかりません. 筆者はPowerBook100,SE/30からずっとMacを使っている生粋のMacユーザーにつき,操作もメンテナンスも無問題.だったらMacBook ProのHDDをSSDに換装するなどして延命すればいいじゃないか,とも思います.

でも寄る年波には勝てず,今はMacBook Proの1.62kgですら重く感じてなりません.

例えば旅行に携行したり,ラフマチェアをリクライニングさせながら気軽に作業するには1kgを切ってほしいです(しかもMacBook Proは底面がすぐ熱くなるので膝置きには不向き)

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だったらiPadでいいんじゃないかとも思います.でも,iPad単体の最大の不満は文章を書きにくいことにあるのです.


この点も含め,ブログ書き用サブマシンとして,Chromebook Flip C101PAとiPad Pro10.5(最廉価モデル)+Apple純正Smart Keybordのどちらに軍配が上がるのか,比較します.

Asus Chromebook Flip C101PAとiPad Pro10.5インチの比較

Chromebook Flip C101PAとiPad Pro10.5インチのスペック比較

C101PAとiPad Pro10.5インチのスペック

項目 ASUS Chromebook Flip
C101PA-OP1
iPad Pro
10.5インチ
(最廉価Wi-Fiモデル)
OS Chrome OS iOS11
CPU OP1 Hexa-core 2.0GHz A10XFusio(M10コプロセッサ)
メインメモリ 4GB 4GB
ディスプレイ 10.1インチLEDバックライト
タッチパネル対応
10.5インチ
Retinaディスプレイ
解像度 1,280×800(WXGA)

2,224×1,668

ストレージ 16GB 64GB
サウンド ステレオスピーカー 2W×2 4スピーカー
ポート USB Type-C×2,USB 2.0×1
オーディオ,microSD
Lightningコネクタ,オーディオ
バッテリー 駆動時間:約9時間
充電時間:約2.6時間
駆動時間:最大10時間
充電時間:7時間31分[1]
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz、MIMO 対応HT80)
Bluetooth Bluetooth 4.0 Bluetooth 4.2
カメラ 92万画素Webカメラ 12メガピクセルカメラ
キーボード

JIS配列(英数・かな切り替えキーあり)

別売りSmart Keyboard:JIS配列(英数・かな切り替えキーあり)とUS配列

キーピッチ

17.5mm

18.5mm(JIS配列)[2]
変形機能 テントスタイル,タブレットスタイル
ノートPCスタイル,スタンドスタイル
無し
重量 約0.9kg 469g
Smart Keybord(224g[2])装着時:693g
サイズ 幅262.8mm×奥行き182.4mm×高さ15.6mm 幅250.6mm×奥行き174.1mm×高さ6.1mm(Smart Keyboard非装着時 )

[1]10.5インチiPad Proの充電時間と駆動時間を実際に計測してみた | ガジェグル

[2]10.5インチiPad Pro用Smart Keyboard 日本語 (JIS配列) レビュー - YDブログ

 

両者の最大の違いは,実は表に書かないでおいた価格.

・C101PAは42,000円ほど
・一方のiPad Pro+Smart Keyboardは90,000円超

2倍の価格差があります.もちろんiPad Proのほうがディスプレイは綺麗だしできることも多いです.Smart Keyboardを装着すれば長文入力も遜色ないでしょう.

では,iPad Pro+Smart Keyboardが,この価格差を埋めるほどの恩恵を筆者にもたらすのかどうか,C101PAが必要十分なスペックを備えているのか検討してみます.

サイズ感

サイズ感はどちらも大差ないでしょう.
iPad Pro+Smart Keyboardのほうがスペースも重量もとりません.携行性は文句なくiPad Pro+Smart Keyboardの勝ち.

とはいえ,C101PAはフルキーボードとトラックパッドが備えられてるのにこのサイズと重量(約900g).カバンに入れて持ち歩くにもストレスないでしょう.

Macユーザーとしては,このサイズのMacBookさえ出してもらえば何の問題もくらい.それくらい程よいサイズ感を醸し出しています.

CA101PAは外付けキーボード不要

C101PAの実機にはまだ触ってません.新宿東口のビックカメラ(初めて行ったけど狭くてびっくり)およびヨドバシカメラにはなく,ヤマダ電機には展示処分品のCA100が置いてあったのみ.でもC100の打鍵感は悪くなかったです.

Chromeブラウザではてなブックマークを見たりYoutubeを見たりしましたがけっこうキビキビ動いてました.

この価格でこの動作なら十分です.キーもそこそこ打ちやすい.iPadのソフトウェアキーボードとは雲泥の差です.

特にMacユーザーJISキーボード使いとして嬉しい点は,C101PAにデフォで英数・かな切り替えキーが装備されていること.

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(画像は【国内モデル】ASUS Chromebook Flip C101PA 購入レビュー│C100PAの不満を解消した正統進化モデル - ビルメンデスより)

 

 

英数・かな切り替えキーがあれば普段慣れ親しんだ文章入力がストレスなく行えます.

もちろん,カタカナ入力などは違うので慣れる必要はあるけれど,それでもWin機での日本語入力にものすごいストレスを感じる身としては素直にありがたいです.

一方の iPad Pro+Apple純正Smart Keyboard.

 

家電量販店で触ってきましたが打鍵感はとても良かったです.はっきり言って文字入力だけならSmart Keyboardに軍配が上がります.

でもSmart Keyboardは,次の決定的な欠点が見過ごせません.

ディスプレイ角度の自由はCA101PAが圧倒的に上回る 

iPad Pro+Smart Keyboardの決定的な欠点は,Smart Keyboard装着時,iPad Proの傾きが固定されてしまうことにあります.

机上で使う分にはたぶん問題ないと思うけど,できればラフマチェアに横になりつつのんびり文章を打ちたいし,電車の中で思いついたこともさっと入力したい.

ディスプレイ角度を調整できないのはけっこうストレスになるんですよね.

この点,C101PAは普通にふつうのノートPCとして使えるのでキーボード使用時のディスプレイ角度は180°まで自由自在.ヒンジの強度はわかりませんが,そこは不問にしておきます.無論,売りの一つの変形機能でそのときそのときに合った置き方もできる.

ディスプレイ角度の自由さはC101PAが圧倒的に上回ります.

結果

筆者が日常的にブログ執筆のサブマシンとして使うことを想定した結果,C101PAはコストパフォーマンスおよびディスプレイの使い勝手でiPad Pro+Smart Keyboardを上回りました.

 

特に次の点が気に入りました. 

①コストパフォーマンスの良さ
②サイズ感
③キーボードに英数・かなキー搭載
④キーボード角度の自由度が圧倒的に上

 

購入すべきサブマシンはC101PAと決まりました.

さて,いつポチりましょうか.

今年はiMac買ったので懐事情が少々厳しいです.初売りでどこかが安く売らないかちょっと期待します.

ではまた!

【追記 2017.12.21】あれこれ量販店サイトを見ている時間がもったいないのでポチりました.到着が楽しみです.

結局,楽天のJoshinにて購入しました.

 

→底面がMacBook Proのような激熱になりません!これは良いです.

【追記 2018.3.4】C101PAのキー配列をカスタマイズしました.ものすごく使いやすくなりました!

年明けからずっと品切れ状態だったC101PA,ようやく在庫が復活しました.とはいえまたいつ在庫がなくなるのかわかりません.購入を考えている方はお早めに.

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